不眠症

不眠症は、入眠や睡眠持続が難しかったり、睡眠の質が悪いといったことが続いているという病気です。

その原因は様々ですが、現在日本人の5人に1人が不眠症に悩まれており、その数は2600万人と言われています。

「かくれ不眠」といわれる慢性的な不眠ではなく、専門的な治療をする必要はないけれど、睡眠に悩みや不満を抱え、

日常生活に影響がある。そんな状態にもかかわらず睡眠の重要性に対して認識が低い状態の方も多くいるようです。

毎日が生き生きとして充実した生活を送るには、質の良い効果的な睡眠が必要不可欠です。

また、軽度な睡眠障害の症状のストレスから、うつ病などの重大な精神疾患を引き起こす可能性もあります。

早期発見、早期治療が重要です。

うつ病

うつ病とは抑うつ、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥（しょうそう）、食欲低下、不眠などを特徴とする精神疾患です。

うつ病が発症する原因は様々で、とても複雑です。

うつ病の治療では、心身ともに充分な休養をとること、抗うつ薬を規則正しく服用すること、必要によってカウンセリングをうける

ことなどが重要です。過労の場合は、働く環境や条件などの緩和が求められます。また、ストレスの要因となるものから、

物理的にも時間的にも離れることが必要である場合、医療機関へ入院となるケースが多くなります。

じっくりと焦らず治療を継続していくことが大切です。

認知症

加齢に伴う物忘れと認知症による症状は全く異なります。

認知症の方が安全で人間らしい生活を送っていくためには、他者の介助が必要不可欠です。

その介助を担う人の多くが家族でありますが、主たる介護者となる人は毎日の介護や家事をこなす忙しさから、

社会との繋がりが希薄になりがちであり、この孤立感・孤独感そして慢性的な疲労・睡眠不足等がますますご自分のストレスを高めていくことにもなります。

認知症に似た病気や、早く治療すれば治る認知症も稀にありますが、 認知症を完治する方法は現代の医学にはありません。

しかし、治療やケアを行うことで進行の速度を遅くしたり、出ている症状を軽減させたりすることは可能です。

早期発見、早期治療によって高い治療効果が期待できますので、いち早い来院をお待ちしております。

デイケア

当院では、昼間や夜間に患者さんのケアをするデイケアルーム、及びナイトケアルームを設置してます。

入院するほどではないが、自宅にいては不安という患者さん方に好評です。

専属のスタッフが常駐して、パソコン教室、絵画教室をはじめ様々なプログラムを毎日開催しています。